株式会社Senrigan(以下、「当社」)は、お客様の大切な情報を守るため、この方針を定めます。当社は、情報セキュリティの中でも、とくにAIセキュリティ(AIを使うことで生まれる新しい危険から、情報を守ること)に重きを置きます。以下では、当社がシステムを設計するときの考え方と、開発でAIを使うときのお客様の情報の扱いを、順にご説明します。個人情報の扱いについては、プライバシーポリシーに定めています。
1. 基本の考え方
企業の機密情報は、サイバー攻撃(ネットワークを通じた不正な侵入や、情報の盗み出し・破壊)を受けたとしても、守れるように設計しておく必要がある。当社は、そういう時代に入ったと考えています。
そのために、攻撃を入り口で防ぐだけでなく、万一入り込まれても、機密が読まれにくく、被害が広がりにくく、壊されたデータを元に戻せるように、何重にも備えます。これを、当社がシステムを設計するときの基本とします。
2. 設計で守る
当社がお客様のシステムを設計するときは、次の考え方を組み合わせて、機密を守れるようにします。どこまで取り入れるかは、扱う情報の大切さに合わせて、お客様と相談して決めます。
- 機密を外に出さない:とくに大切な情報は、外部のサービスに送らず、お客様の社内の機械とネットワークの中だけで扱う作りを考えます。AIを組み込むときも、インターネットにつながず、社内の機械の中だけで動くAIを使う方法を検討します。また、機密が、お客様の知らないうちに外部のAIへ送られる作りにはしません。
- 入り口を固く守る:使える人を、正しいIDとパスワードを持つ人に限ります。さらに、スマートフォンに届く確認コードなどで、本人かどうかをもう一度確かめる仕組み(二段階認証)を入れ、入り口そのものを社内のネットワークなどに絞ることも考えます。
- 保存するデータを暗号化する:保存するデータは、暗号化(鍵がなければ読めない形に変えておくこと)します。機械やデータが盗まれても、中身を読まれにくくするためです。
- 見られる人を分ける:情報を分類し、分類ごとに見られる人を決めます。たとえば、経営や人事の情報は限られた人だけが見られるようにし、登録や変更ができる人も絞ります。こうしておけば、万一ひとつのID(アカウント)が乗っ取られても、被害が広がりにくくなります。AIが答えるときも、質問した人が見てよい範囲の情報だけを使うように作ります。
- 操作を記録する:誰が、いつ、何をしたか(AIへの質問や、情報の閲覧・登録・変更)を、記録(監査ログ)に残します。おかしな使われ方に気づき、あとから確かめられるようにするためです。
- バックアップを分けて持つ:データの写し(バックアップ)を複数持ち、そのうち1つは、ネットワークから切り離して別の場所に保管します。攻撃でデータを壊されたり、機械が故障したりしても、元に戻せるようにするためです。
- AIの答えは根拠とともに:AIが答える仕組みを作るときは、答えのもとになった資料を示し、根拠が見つからないときは、そのことを伝えるように作ります。AIの答えは判断の材料として示し、最後に判断するのは人である、という前提で作ります。
3. 開発でAIを使うときの、お客様の情報の扱い
当社は、プログラムを書く作業の多くをAIに任せています。そのため、AIには、作るものの仕様(どんな画面で、どう動くか)などを渡して作業を進めます。開発に使うAIは、外部の会社がインターネット越しに提供するサービスで、渡した内容は、その会社のサーバーで処理されます。そこで、お預かりした情報は、次のように扱います。
- お客様の実データは、ご了承をいただいた場合だけAIに入れます:顧客名簿や売上、案件の記録など、お客様の実データをAIに入れるのは、事前にお客様のご了承をいただいた場合だけです。それ以外の開発や確認には、作り物のデータ(ダミーデータ)を使います。AIに作業させるフォルダに置くファイルや、AIとのやり取りに貼り付ける画面の写真なども、ここでいう「入れる」に含みます。
- 学習に使われない設定で使います:開発に使うAIのサービスは、入れた内容をAIの学習(AIの性能を上げるための材料にすること)に使わない契約や設定にしたものに限ります。
- AIが書いたプログラムも、動きを確かめてから納品します:AIが書いたプログラムも、当社が動きを確かめ、責任を持って納品します。
- 秘密保持契約を結びます:ご希望に応じて、秘密保持契約(お預かりした情報をほかに漏らさないことをお約束する契約)を結びます。
4. 学び続ける
当社自身も、セキュリティについて積極的に学び、最新の情報を集め、それをシステムの開発と設計に生かします。その第一歩として、AIのセキュリティを扱う資格「CompTIA SecAI+」の合格を目指して、学び始めています。
5. もしものときの対応
情報の漏えいや不正な侵入など、セキュリティの事故が起きたときは、次のように対応します。
- すぐに、最初の対応をとります。
- 影響の範囲を調べ、被害が広がらないように手を打ちます。
- 原因を調べ、同じことが起きないように対策を立てます。
- 影響を受けるお客様など関係する方に、分かったことを速やかにお知らせします。
6. お問い合わせ
この方針や、お預かりする情報の扱いについてのご質問は、下記までご連絡ください。
株式会社Senrigan
〒731-0137
広島県広島市安佐南区山本2-3-35-104
TEL:082-209-0181
受付時間:平日 10:00〜17:00
制定日:2025年7月1日
改定日:2026年10月13日